1974-04-02 第72回国会 参議院 内閣委員会 第11号
○戸叶武君 それで、石原さんが問題を提示した天皇退位説と、石原さんはその次に摂政の問題にも触れておりまして、「もし天皇が退位され、幼い皇太子が誰か摂政をつけて即位されていたなら、幼い新帝を擁立し日本人の多くが、新しくより強い連帯感で戦後を開き、新しい天皇の年令が新しい日本の社会の」云々というふうに述べておりますが、これは参考だけで、石原さんと私は見解を異にするし、あなたも見解を異にするからこれ以上追及
○戸叶武君 それで、石原さんが問題を提示した天皇退位説と、石原さんはその次に摂政の問題にも触れておりまして、「もし天皇が退位され、幼い皇太子が誰か摂政をつけて即位されていたなら、幼い新帝を擁立し日本人の多くが、新しくより強い連帯感で戦後を開き、新しい天皇の年令が新しい日本の社会の」云々というふうに述べておりますが、これは参考だけで、石原さんと私は見解を異にするし、あなたも見解を異にするからこれ以上追及
——天皇退位説をぶっているんです。そのあとで、風聞すれば天皇は退位を望まれたが新しい憲法の制約でそれを許されなかったと、問題を投げかけております。さようなことがあったかなかったかは、一番知っているのはやはり宮内庁の瓜生さんと思いますが、この間の消息はいかがなものでしょうか。
○政府委員(瓜生順良君) この陛下の御外遊中、御退位説が一部から流れて外国の新聞に載りましたのですが、あれは全く根拠のないデマであったわけでありまするが、しかし、いまおっしゃるような制度として何か考えたらどうかという考えでありますが、現在のところ陛下は非常にお元気でありまするし、もし何か心身にお事故があるような場合においても摂政の制度があるわけでございまして、やはりずっとお位においでになるという現在
○岸国務大臣 天皇の退位説が外国雑誌に出ておるという今引用されました記事でございますが、私には全然その出所についての見当はつかないのであります。
それは申すまでもなく、最近新聞紙上にときどき見受けられまする天皇の退位説の問題であります。わが國再建の途上において、國民感情の混迷の今日において、私は最も重要と思われますので、お伺いいたす次第であります。 敗戰後の今日、一部の報道によりますると、A級の戰爭犯罪人東條英機らの國際裁判における判決の直前または直後において、天皇は退位するのではないかというような説が飛んでおります。